王座経験者のチームメイトを破って、初戴冠したドライバーは歴代で5人しかいない。
1951年のファンジオ(チームメイトはファリーナ)
1952年のアスカリ(チームメイトはファリーナ)
1967年のハルム(チームメイトはブラバム)
1985年のプロスト(チームメイトはラウダ)
1988年のセナ(チームメイトはプロスト)
ファンジオとアスカリは名選手だが、F1創成期すぎて参考にはならない。
その点、残る3人は相当困難な状況で初戴冠を成し遂げたと言える。
つまり、今年こそ王座獲得を目指すロズベルグは、現役王者5人もやったことのない偉業に挑戦していることになる。
それほどまでに王座未経験者がチャンピオンのチームメイトを倒すのは難しい。